本文へ移動

子どもの絵

1年を過ぎる頃、子どもたちは自らの力で立ち上がります。直立二足歩行を獲得したヒトは、手を使い集団で労働し、言語を発達させてきました。3万年前のクロマニヨン人の時代から、すでに絵や歌や踊りなどの芸術がありました。子どもが描くということは、言語(コミュニケーション)の発達に密接に結びついているだけでなく、身体の発達や心理・認識の発達と切り離せません。
 
子どもは何枚も何枚も描く中で、外的世界を取り込み、人や物への認識が深まりイメージを持って描く力が育っていきます。「手と足」「身体」を育て、描きたい衝動がいっぱいたまる生活を豊かにつくることが、大人の責任だと思います。
 
子どもの絵は、見るものではなく聞くものと言われ、絵に良い悪いはなく、思いや発達が表れています。子どもたちは毎日、絵を何枚も描き、保育者はその絵から、子どもたちの心や発達を知り、保育を考えていきます。

絵の素材

四つ切の更紙(腕をしっかり動かし、思い切り動かせる大きさで、目に刺激のない色)

絵具

1~2歳 クレヨン
2~4歳 太マジック
5~6歳 中太~細マジック
 
色は単色でイメージを表しやすくします。
年長になると黒、後半は和紙に絵を描き、絵具で彩色します。

1歳の絵

よちよち歩きが始まり行動範囲がどんどん広がる。水・砂・土でたっぷりあそび、何でもやってみたい模倣の時期。指さしや片言も豊かになり、共感を求める。「イヤイヤ」と自分の思いを通そうとする自我が芽生えます。
 
「横の往復運動」と「グルグル丸」が特徴です。

2歳の絵

走れるようになり、両足とびができるようになると話し言葉を獲得し、友だちと遊ぶことが大好きになり、見立て遊びやごっこ遊びが始まる。自分の思いが強くなり、なんでも自分でしようとし、ダダこねが始まる。「これなに」、「なんで」など言葉の関わりも求めることが出来るようになります。
 
丸がとじる
丸のファンファーレ
顔を描き、目を描く
足が出る         が特徴です。

3歳の絵(頭足人がいっぱい)

友だち大好き。仲間と遊びほうけたい時期。友だちとの関わりの中で自分でやりたい、自分でするという気持ちが強くなり、動き回るようになります。友だちのする事にも興味があり、同じような思いがぶつかり合い、ケンカも多くなる時期です。

4歳の絵(胴体が出る、基底栓を描く)

いろんなことが言葉で理解できるようになり、ルールある集団あそびも成立します。様々な体験や友だちとの関わりをくぐって、自分の得意な事、苦手な事がわかってきます。人や物への憧れをどんどん膨らませ、仲間や大人の励ましを受け、苦手な事にも取り組み、自信を付けていきます。

5歳の絵(基底線を描き、経験を描く)

 
 
4歳児期に芽生えた社会性や自制心、そして体が育ってくると、雑巾がけ、洗濯物たたみ、当番活動など仲間と一緒の遊びや労働を喜びます。山や海などに世界を広げ、冒険を求めます。このころから体験したことが絵にも表現されます。

6歳の絵(緻密さ、イメージのある絵)

6歳の脳は大人のほぼ90%に育ち、体力もつき、指先まで自由に動かせるようになります。自分の課題を見つけ、挑み続け、一人だけでなく仲間と共に頑張れる中で、自分の力を思いきり発揮し、やったらできたと達成感や充実感を体と心に刻んでゆきます。大好きなお話を聞いてイメージ豊かに描きます。
社会福祉法人 小鳩会
たんぽぽ保育園
Tel:084-943-1052
広島県福山市日吉台2丁目11-15

保育年令:0~5歳児
保育時間:7:00~19:00

延長保育・一時保育・障がい児保育・たんぽぽ広場(子育て支援相談)子育てでお悩みの方はいつでもお気軽にお電話ください。また、公開保育以外の日でも見学できます。
TOPへ戻る