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3歳児の保育

心も体も動きを求める3歳児

  • 身の周りのことが自分でできるので、自分がしたいという意識が強くなります。
                  
  • 早く走る、高いところから飛ぶなど様々な動きを獲得し、友達と群れて大胆に遊ぶ事が喜びになります。
  • 言葉の発達が著しく、イメージも膨らむので、見通しを持った生活ができるようになります。
     
  • 自分の力の広がりによって自信を持つ反面、比べる力も獲得され、自分の思いと力との間で葛藤が起こります。
     
  • やりたいけど出来なくて不安な時など、大人の支えや励ましで、気持ちをきりかえ、できた事を認められ、自信を積み上げていきます。

イッチョマエの3歳児

aqまだまだ半人前なのに、自分ではもう一人前だと思っている年齢。大人の仕事を手伝ってくれたり、そんな思いが尊重されないときには反発したり、困って泣いている子を見つけて、気持ちを聞いてあげて共感し、「~だったんだって」と報告してくれたりします。
 
“いたずらばかりする”“反抗期”と見られがちだけれど、「もう自分は一人前だから何でもできる」「できる自分をみんなに認めてもらいたい」という思いが強くなり、認めてもらえたことで、自信をつけてゆきます。実際には、不十分な行動となるけれども、思いをしっかり受け止め認め「よく頑張ったね」と声をかけることが重要です。

動ききって満足する

一生のうちで一番動き回る時期。エネルギーをあふれさせて大胆に遊ぶことが楽しく、力いっぱい弾んで動いてリズム遊びをした後も、散歩に出かけて野山を走り回り、斜面を何度も登ったり下りたりするなどの動きを求めます。
また、鬼ごっこなど簡単なルール遊びが楽しくなり、大人がリードして追いかけると、繰り返し遊ぶことを楽しむ。そして、みんなで最後までやり切って一緒に喜び合うなど、動き切った心地よさを共感しあい、明日への期待にします。

ケンカもするけど友だち大好き

友だちとの関係が深まる反面、ケンカも度々起こります。激しく自己主張し合い、納得するまで強情に要求を通そうとして、取っ組み合い、大声で泣いたり、ぶつかり合いも激しくなります。
腕力がモノを言いがちなこの時期のケンカは、言葉で伝えることを大切にし、思いを共感して一緒に考え、それぞれの思いやつもりを出し合うようにします。そして、大人が方向を示し、譲れた時には、しっかり褒め、譲れて大きくなれた自分に満足するようになる。このようなケンカを繰り返し、思いをぶつけ合ったり、仲直りしたりしながら、つながりを深めてゆきます。
 
 
また、気の合う友だち4~5人で、“役割のあるごっこ遊び”もするようになり、子どもたちだけの世界は、より楽しさが増し、友だちとの園生活が、意欲や期待の源となります。
 集団内での自分を強く意識し始め、何でも「見て見て」や「一番」を主張するので、遊びや相談、生活を工夫し、どの子もがいろいろな場面で自分の力を発揮できるように組み立てることが大切です。
社会福祉法人 小鳩会
たんぽぽ保育園
Tel:084-943-1052
広島県福山市日吉台2丁目11-15

保育年令:0~5歳児
保育時間:7:00~19:00

延長保育・一時保育・障がい児保育・たんぽぽ広場(子育て支援相談)子育てでお悩みの方はいつでもお気軽にお電話ください。また、公開保育以外の日でも見学できます。
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